■ 学校長あいさつ
〔学校の紹介〕
波照間小中学校は、日本最南端の有人島・波照間島(周囲15㎞程)の中央部にあり、島全体の人口は、約500人。綺麗な海、明瞭な星空や緑豊かな自然に恵まれ、島の子どもたちは、北・南・前・名石・冨嘉の5つの集落から通学しています。
学校教育施設は、全面芝生の綺麗な緑のグラウンドを備え、4年前に空調設備完備の新校舎に建て替えられ恵まれた施設環境の中で学ぶことができ、今年で創立130周年を迎える小学校と創立76周年を迎える中学校の「小中併置校」で、歴史と伝統のある学校です。
今年度は、小学校3・4年、5・6年、中学校1・2年が複式学級で、それ以外は単式学級となっており、児童生徒数の在籍は小学校が42人、中学校が10人、合わせて52人。教職員数は22人で、教員宿舎も完備(学校近隣及び各集落内)。
また、幼稚園・保育所も隣接し、学校施設を共有したり、幼・小・中が連携して運動会や学習発表会などの様々な行事等も行われています。※幼稚園…R6年度:休園中
〔学校・家庭・地域で力を合わせ、島ぐるみでのウタマの育成〕
※ウタマ…島の言葉・方言で「子ども」を表す。
波照間小中学校・校長:阿利 正則(あり まさのり)と申します。私自身、波照間島出身と云うこともあり、母校での勤務ができることの嬉しさと、校長職としての職責の重さを実感している今日この頃ですが、どうぞ、宜しくお願いします。
太平洋の海原に囲まれ、大自然に恵まれた日本最南端の有人島・波照間島は、南国の草花が咲き誇り、うりずんの爽やかな季節を迎えています。学校では、3匹の山羊が飼育され和やかな雰囲気の中で、優しく元気な子どもたちが日々の学校生活を過ごしています。
この恵まれた環境の中で育った子どもたちは、明るいあいさつが上手で、労をいとわず作業が得意なこと、言葉遣いが丁寧で礼儀正しいことなど、子どもたちの「良さ」が随所で見られます。
今年度も本校で培ってきた「良さ」を継続し、竹富町が推進する「海に親しむ・海を知る・海を活用する・海を守る」教育活動の「海洋教育」に積極的に取り組むとともに、地域人材を含む地域資源素材を更に効果的に活用し、「島と海と地域を愛し、共生・協働じりつ(自立・自律)できるウタマ」の育成を目指していきたいと考えております。皆で力を合わせ“島ぐるみでのウタマの育成”をしていきましょう。
令和6年5月20日
竹富町立波照間小中学校 校長 阿利 正則
令和6年度学校アピールシート