■ 学校長あいさつ
〔学校の紹介〕
波照間小中学校は、日本最南端の有人島、波照間島にあり、島全体の人口は、約500人、綺麗な海、明瞭な星空や緑豊かな自然に恵まれ、島の子どもたちは、北・南・前・名石・冨嘉の5つの集落から、通学しています。
教育施設は、全面芝生の綺麗な緑のグランドを備え、2年前に空調設備完備の新校舎に建て替えられた恵まれた環境の中で学ぶことができ、今年で創立128年目を迎える歴史と伝統ある学校です。
今年度は、小学校3・4年、5・6年生が複式学級で、中学校は3学年とも単式学級となっており、児童生徒数は小学校が34人、中学校が19人、合わせて53人の小中併置校です。
また、幼稚園や保育園も隣接し、学校施設を共有したり、幼・小・中が連携して運動会や様々な行事等も行われております。
〔学校・家庭・地域で力を合わせ島ぐるみでウタマの育成を〕
この度、波照間小中学校に赴任しました校長の馬上晃(ばじょうあきら)です。どうぞ、よろしくお願い致します。
自然に恵まれた地域にある学校に入ると、色鮮やかな花が咲き乱れ、10匹の山羊が飼育されている和やかな雰囲気の中で、身も心も癒されています。
この恵まれた環境の中で育った子どもたちは、この短期間の間でも、明るいあいさつが上手で、労をいとわず作業が得意なこと、言葉遣いが丁寧で礼儀正しいことなど、子ども達の「良さ」が随所で見られます。
これまでの本校で培ってきた「良さ」を継続し、竹富町が推進する「海に親しむ・海を知る・海を活用する・海を守る」教育活動の「海洋教育」に積極的に取り組むとともに、地域人材を含む地域資源素材をさらに効果的に活用し「島と海を愛し、共生・じりつ(自立・自律)できるウタマ(島の言葉で「子ども」)」の育成を目指して生きたいと考えております。皆で力を合わせ島ぐるみでウタマを育成していきましょう。
令和4年5月10日
竹富町立 波照間小中学校 校長 馬上 晃



令和4年学校アピールシート
