学校長あいさつ

 本校は明治26年(1893年)、中学校は昭和24年(1949年)に開校し、今年度で創立130年(中学校74年)目を迎える歴史と伝統のある学校です。
 本校は黒島の中央部に位置し、一島一校の小・中学校併置校です。島の5つの集落からも同距離に位置しており、美しい自然と緑豊かな環境の中に立地しています。
 令和5年度は、小学校1年生3名、2年生3名、3年生4名、5年生2名、6年生1名、中学校1年生3名、3年生3名で児童・生徒合わせて19名、教職員16名で「チーム黒島校」がスタートしました。
 本校の校訓は、「肝ぴしち、色ぴしち(きむぴしち、いるぴしち)」です。
 島で大切に受け継がれている言葉で、「心を一つにし、考えを一つにして物事に当たれば夢は叶う」という先人の教えが込められています。
 この「肝ぴしち、色ぴしち」の「校訓」のもと、一致団結し、切磋琢磨し合いながら、日々成長する仲のよい児童・生徒集団づくりを推進していきます。
 また、本校のスローガンは、「笑顔いっぱい」「挨拶いっぱい」「勇気を出してチャレンジ」です。 心豊かな成長を育むために、コミュニケーションをとりながら、力を合わせて努力の花を咲かせ、笑顔あふれる学校を目指します。
 本校児童生徒は、黒潮海流が島の周りを流れる黒島の宝「黒潮っ子」です。その一人一人が「行きたくて行きたくてたまらない学校」づくりを、引き続き学校経営ビジョンに掲げます。
 子どもたちが母校での学びに充実感をもち、島への愛着と誇りを胸に、目指す将来像に向かって努力しながら学校生活を充実させることができるように、職員一同心を一つに全力で支援して参ります。

                      令和5年4月
                        沖縄県竹富町立黒島小中学校
                         校長 北田 憲司