学校紹介

○学校の概要

 竹富島は石垣島の南西約6kmの海上に盆を伏せたように浮かぶ周囲9kmの隆起珊瑚礁からなる人口360名余の島である。三つの集落が寄り添うように島の北西部に位置し、集落全体が木造赤瓦の民家と白砂が敷かれた道という沖縄古来の姿を保っている。

 1987年に重要伝統的建造物群保存地区に選定され,年間60万人余が観光に訪れる。年間多くの地域行事があり、とくに国指定の重要無形民俗文化財の種子取祭は島の最大行事である。国、県、町の指定文化財は29を数える伝統文化の宝庫である。

 三つの集落の中央に位置する学校は小学校で創立131年、中学校は74年目を迎える小中併置校である。

  島には高等学校がなく、中学校卒業後はほぼ全員が親元を離れ島から巣立っていくため、多様な人間関係の中で自己実現を図らなければならない。そのためにも、学力向上を柱に、主体的・創造的に生き抜く児童生徒の育成に力を入れている。