日誌

アゲハチョウ科

星 アゲハチョウ科

ベニモンアゲハ(アゲハチョウ科)
 
  
   


   
 ジャコウアゲハととてもよく似ているチョウです。食草も同じでリュウキュウウマノスズクサです。違いは後の羽(後翅)に白い紋模様があることです。
やはり,毒チョウの1種で,舞うようにゆっくりと飛びます。


2014/12/18

ミカドアゲハ(アゲハチョウ科)

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カドアゲハ(アゲハチョウ科)
 

      

      
 黒い羽に輝くような青い三角のスジが入った,たいへん美しいチョウです。食草はクスノキなどです。アオスジアゲハと大変よく似ています。飛び方も大変よく似ていて,忙しく飛び回ります。羽をよく見ると青白い模様(リン粉が付いていない部分)が羽の周りを一周しています。花の蜜を吸う時によく観察すると,アオスジアゲハと区別がつきます。


2014/12/18

アオスジアゲハ(アゲハチョウ科)

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オスジアゲハ(アゲハチョウ科)
      

 

 
 

     
 黒い羽に輝くような青い三角のスジが入った,たいへん美しいチョウです。食草はクスノキなどです。このアオスジアゲハはアゲハチョウ科の中で一番飛ぶのが速いのではないかと思います。たいへん敏感で花の蜜を吸っていると思って近づくと、すぐに飛び立ってしまい捕まえることは難しいです。だた,地面にしみた水を給水するときは割とじっとしているので捕まえやすいと聞いています。



2014/12/18

シロオビアゲハ(アゲハチョウ科)

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ロオビアゲハ(アゲハチョウ科)


  西表島のアゲハの中でもよく見られるのが,このシロオビアゲハです。食草はシイクワシャーやハマセンダンなどです。カラスアゲハなどから比べると体は一回り小さ目です。飛ぶことが速いですが,黒い羽の中に白いラインが見えたら,間違いなくシロオビアゲハです。
右上の写真はシロオビアゲハのメスです。毒チョウのベニモンアゲハに擬態し,厳しい自然界を生き抜いています。ベニモンアゲハとのみ分け方は腹部が黒ければシロオビアゲハのベニモン型で,腹部が赤ければベニモンアゲハです。
   




2014/12/18

カラスアゲハ(アゲハチョウ科)

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カラスアゲハ(アゲハチョウ科)

 
 西表島では野原や林でよく見られるチョウです。食草はカラスザンショウです。黒い羽の上に緑色と青色の光沢のあるリン粉があり,とても美しいチョウです。
古見小学校で咲いているサンダンカやブーゲンビレアの花の蜜を,よく吸っていますが,動きが速いために写真を撮るのは難しいです。

2014/12/18

ジャコウアゲハ(アゲハチョウ科)

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ジャコウアゲハ(アゲハチョウ科)

西表島では野原や林道でよく見られるチョウです。食草はリュウキュウウマノスズクサです。このリュウキュウウマノスズクサには毒があるため,ジャコウアゲハも毒チョウの1種です。そのため,他のアゲハなどから比べるとゆっくりと舞うように飛びます。
西表島や石垣島のジャコウアゲハは羽の色が黒っぽい色をしていますが,メスはオスより羽が白っぽいので見分けることができます。宮古諸島のジャコウアゲハのメスは特に白く,石垣島や西表島のジャコウアゲハとは別種のように見えます。
   
 
 
 

2014/12/18

クロアゲハ(アゲハチョウ科)

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クロアゲハ(アゲハチョウ科)
   


        
西表島では野原や林でよく見られるチョウです。食草はシィークワサーなどです。黒い羽を持つ大きなチョウです。
 幼虫の初期(1から4齢まで)は,まるで鳥の糞のような体の色をしています(写真左上)。鳥などの外敵から見えにくくしている工夫です。そして,幼虫の体を刺激すると,例のにおいを出す赤紫色の角を出します。また,終齢幼虫の頭部に目の模様があり,敵を威嚇します。アゲハチョウ科の幼虫は生き残る知恵をたくさん持っていると感心させられます。
 カラスアゲハと同じように,動きが速いために捕まえるのは難しいです。しかし,アゲハチョウ科のチョウは蝶道を作って飛ぶことが多いので,採集したいときはその蝶道で待っていると大きな収穫を得るそうです。